臨済宗の名刹（めいさつ）、大田原市の雲巌寺で27日夜、薪能が行われ、揺れるかがり火に浮かぶ幽玄の美を大勢の来場者が堪能しました。

• 大正新版画の中心的作家として活躍した版画家川瀬巴水（かわせはすい）（１８８３～１９５７）の木版画など１２５点を展示する特別展が、塩原もの語り館で開かれている。塩原にゆかりのある川瀬の版画デビュー作「塩原三部作」など塩原の風景をテーマにした11作品も会場に並ぶ。同館が川瀬の作品展を開くのは初めて。今年は塩原を舞台にした作品が生まれて１００年の節目となることから、同館や塩原温泉観光協会が企画した。18日まで。　川瀬の研究に携わる国際新版画協会の鈴木昇（すずきのぼる）会長（69）によると、東京都生まれの川瀬は病弱だったため、幼少期に自然豊かな塩原の伯母の家で５年ほど過ごし、第２次世界大戦中は塩原に疎開したという。大正新版画は江戸時代の木版画に比べ、擦る回数を増やし、臨場感のある作品に仕上げる点が特徴。川瀬は新版画を確立した人物として知られ、日本の原風景や日本人の心を叙情豊かに表現。欧米では葛飾北斎（かつしかほくさい）や歌川広重（うたがわひろしげ）と並び称されるほどの人気があるという。
• (下野新聞)
• 当館を題材にした作品も展示しています。

ふわふわした毛がぬいぐるみのようなレッサーパンダの赤ちゃん２匹が６日、那須町大島の那須どうぶつ王国で一般公開され、来園者たちは２匹の愛らしい姿に癒やされていた。

(下野新聞)

平成30年10月5日（金）から18日（木）までの14日間、塩原温泉中心部の塩原もの語り館で開催する『川瀬巴水　版画家デビュー百年展』を記念して、『巴水（はすい）ウォーク～塩原から始まった絵師の路～』というウォーキングツアーを実施することになりました。

・・・川瀬巴水は、大正～昭和を代表する版画家ですが、日本での知名度はまだあまり高くありません。しかし欧米では「昭和の広重」などと称されるほど人気が高く、アップル創始者の故スティーブ・ジョブス氏も巴水のコレクターとして知られています。
巴水の版画家としてのデビュー作は、塩原の風景を描いた【塩原三部作】です。巴水はその生涯で600点もの作品を残していますが、なぜデビュー作に塩原の風景を選んだのでしょうか？
「巴水ウォーク」は、作品の舞台となった場所を訪ね、その真相を探るウォーキングイベントです。・・・

〔コース〕　実施日によってＡコースとＢコースの2種類があります。
・Ａコース　　定員15名、　参加費500円　（前日17時までに電話で申込み）
歩行距離　　約4.4㎞　（所要時間　2時間30分）
集合場所　　塩原温泉ビジターセンター
受付時間　　午前9時30分、　　出発　　午前10時
※このコースでは、6箇所の作品舞台を巡ります。（Ｂコースプラス1箇所）

・Ｂコース　　定員9名、　参加費500円　（当日10時まで受付、電話での申込みも可）
歩行距離　　約2．6㎞　（所要時間　1時間30分）
集合場所　　塩原もの語り館
受付時間　　午前10時、　　出発　　午前10時30分
※このコースでは、5箇所の作品舞台を巡ります。

〔実施日〕　実施日によりコースが異なります。
・10月6日（土）　Ｂコース　　　　　・10月7日（日）　Ａコース
・10月8日（月）　Ｂコース　　　　　・10月11日（木）　Ａコース
・10月13日（土）　Ａコース　　　　・10月14日（日）　Ｂコース
・10月17日（水）　Ａコース　　　　・10月18日（木）　Ｂコース