三元豚(さんげんとん)
更新日時:2008年7月19日
牛肉は以前よりブランド化し品質の向上や販売ルートの開拓などの努力の結果
現在のように松坂牛、米沢牛、前沢牛、神戸牛、とちぎ和牛 など名前を聞けば肉の品質が思い浮かぶまでの信用を確保しました。しかし、ここ最近の偽装問題は消費者に対する信頼を著しく傷つけました。一度なくした信用を取り戻すには大変な時間と労力が必要です。
最近は牛肉ばかりではなく豚肉のブランド化が進んでいます。
イベリコ豚のように世界的に有名な豚肉や、国内でも人気の高い黒豚などを思い浮かべる人も多いと思います。
豚の品種がブランドもしくは銘柄になっているわけではありません。
現在日本にいる主な豚の品種は、欧米原産の6種類。
ランドレース・大ヨークシャー・中ヨークシャー・デュロック・ハンプシャー・バークシャー。
ほかに、数は少ないですが金華豚・梅山豚・北京黒豚など中国の豚、沖縄の在来種であるアグー黒豚などが飼育されています。
これらの豚がそれぞれに持つ体系や肉などの資質、
飼育環境や生産者・消費者のニーズに合わせ、豚の品種を掛け合わせて新しい雑種「交雑種」の豚が生み出されます。
この生まれた豚の中から特に優秀な特徴のある豚が、ブランド豚として登録されていきます。今回私が食べた豚肉は「三元豚」と呼ばれる、ランドレース、デュロック、バークシャーをかけ合わせた豚です。それぞれの良い特徴を引き出しております。雪のように白い脂肪はあっさりとして甘く旨みがたつぷりで
胃にもたれません。柔らかくジューシーな味がしました。
山形県の平田牧場というところで飼育されている豚です。
当館でも一度調理法を考え使用したいと思います。
厚切りロースカツ 肉が厚くても柔らかでジューシー
地域ブランド 塩原温泉 やまの宿 下藤屋
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作成者:shimofujiyaカテゴリー:お知らせ
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